Studio MIGI 


 2020年2月川崎市へ移転

 慣れ親しんだ下北沢から川崎市に移った一番の理由は多摩川に魅せられたからでしてね。

 一般的に都心の街並みというのは電線が多く、空を見上げればそれらが視界に入るのは当たり前の風景であり、それはそれで情緒あるものですが、ふらりと多摩川へ出たときの空が天まで一気に突き抜けていくあの感覚はあまりに心地よく。そう感じることが出来るのも、誰もが電線のある空の景色を知っているからなんで。

 コロナの自粛期間は雨さえ降らなければ家族連れやパートナーたちが密やかに多摩川に集まってきました。ワタクシも3月4月は撮影もなくひたすら多摩川でごろりと過ごしてましたね。情報を聞いていれば不穏な気配でいっぱいだったけど、ひとたび多摩川に出て寝転がっていれば、地球は変わらないものだなぁと妙に納得する次第で。当時は良くも悪くも言われたように感じますが、たとえば手をつないで歩いたり、走ったり、どてに寝転がってみたりと、人びとが潜在的に求めている普遍的な「もの」「こと」が、多摩川と突き抜けた空と太陽、そして夜の月灯りの下にあったように感じます。うん、それでいいと思うね。

 このページの上下の写真は雨上がりの多摩川をおなじ場所で撮っているのだけど、フォーカスを合わせるところが違います。どこを視るかで世界は変わるものですね。じゃあ、どこを視て何を感じるかっていうのは、こう視るのが正しいということはないから、そのひとなりの感じたこたえがあればいいんじゃないかな。

スタジオ開設とMIGIの由来

 さて、そろそろ能書きは終わりにして、贅沢な四季を感じることのできる多摩川というロケーションに、撮影スタジオを開設してます。office MIGIなんで単純にStudio MIGI。MIGIは悪くした右腕のことだと思うひともいますが本当は全然違ってね、かつて一緒にofficeMIGIを組んでいた伊藤さんの学生時代のあだ名からとったもの。

 「我がままにかけて右に出る者はいない」と絶賛された学生当時「ミギちゃん」と呼ばれていたそうで、右に出る者はいない存在になるべし、という今思えばちょっぴり恥ずかしい意味を込めてるわけで。いまさら変えられないので、まぁいいかと。

 ガツガツした宣伝や営業はしてないですが、多摩川でロケしたり、スタジオで自然光や、遮光してライティングしたりと「カメラ」という媒体を通して粛々と楽しんでます。ポートレート・プロフィール・宣材・家族写真・または撮影と取材を同時進行させるなど様々な案件に対応しながらゆるりと始まりました。

とらわれることなく、ゆるく、自由に

 まぁ、それはそれでキッチリやらせていただきますが、珈琲でも飲みながら、だらりとおしゃべりでもしながら、それじゃぁそろそろ撮りましょうかね、という具合に枠にとらわれずに自由に楽しくやっていこうと思います。

 しっかりした案件で撮りたいひとも、多摩川散歩でゆるく時間を感じてみたいひとも、ガチガチに向き合って撮ってみたいひとも、意味もなく他愛もなく徒然であっても、いまの自分だったり、何かを撮ってみたいと思い立ったら遠慮なくご連絡を。スケジュールさえ合えば時間問わず話したり、映画観たり、ご飯食べたり、呑んだりね。その結果、撮影してみるのもいい。そういうことでしか撮れないものもあるでしょうし、撮れなくてもいいだろうしね。

 というワケで、粛々とやってます。どうぞよろしく。


幅5.5m高さ2.5mの窓が面光源となって入る自然光。カーテンでひかりの柔らかさを調整。打ち合わせや撮影前の取材も。

遮光してのライティング。コメットストロボ2台5灯、他。バックペーパー完備。

独立したメイクルーム完備。


お問い合わせやスタジオのアクセスなどは直接メールでご案内いたします。
撮影や打ち合わせをご希望の方はContactよりお問合せください。